環境建築 デザイン学科
共同研究ブログ
2022/03/05
「まちの色」を反映した外壁色
今年は各地で大雪の様子がみられ、大学のある滋賀県彦根市でも例年にはない大雪に驚かされました。雪が降ると道路や地面だけでなく建物も白く染められ、普段と違う景色になります。雪の白さと対象的に、通常時は地域によって特徴的な色があると考えられます。福知山においても我々は街中を歩き、建築物の屋根瓦や格子・石垣など様々な「まちの色」を抽出してきました。特に特徴的に感じたのは霧のため、青・緑・灰色などが混ざっている情景の色です。本プロジェクトにおいてもこれらの色を意識し、敷地周辺環境も読み解きながら外壁の色を決めています。引き続き今後の展開も期待してください。