住宅関連コラム「ほっこり」家づくり|大阪で新築一戸建てはアーキホームライフ
ほっこり
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リビングを西海岸テイストにしてみよう!
せっかくマイホームを買うなら、外観のこだわりや設備のこだわりはもちろん、インテリアもオシャレにしていきたいと考えますよね。 オシャレといってもさまざまなオシャレがありますが、トレンドに敏感な人たちの間でブームとなっているインテリアが「西海岸風インテリア」。 西海岸インテリアとは、カリフォルニアを代表としたアメリカ西海岸の「風」と「空気感」を表現したインテリアで、さんさんと照る太陽、ビーチのリラックスした雰囲気をインテリアに取り入れ、居住空間としてノンストレスにする、リラックスしたテイストが人気の理由です。 今回はそんな西海岸テイストのインテリアについてご紹介していきます。 ●西海岸テイストにする時のポイント まず、西海岸風インテリアにするには、何から手を付ければいいのでしょうか? 西海岸風にするために、最優先に考えたいのが壁面です。 マイホームの中でも、特に滞在時間が長いリビングで最大の面積なのが壁になります。壁がインテリアのイメージを決定づけるといっても過言ではありません。 壁を西海岸テイストにする一番の近道は、古材風の板を貼るといった方法。ただ、いったん壁を変えてしまうと、そう簡単には戻せませんので、ベニヤ板に古材を貼り、マスキングテープと両面テープで壁面に傷がつかないようにして変えるのがおすすめです。 また、価格を抑えたいということであれば、古材風のプリントが施された壁紙もあるので、まずはそちらで様子を見てみるのもよいですね。 次に、西海岸テイストのリビングにするために押さえておきたいポイントは色合いです。 基調とするのは、濃いブラウンと白のコントラスト。これをベースとしてソファやテーブル、家具などを揃えていくという方法があります。 そして西海岸と言えばサーフサイド。 マリンテイストの小物や雑貨などを配置すれば、すっかり西海岸テイストのリビングができあがります。もちろん、サーフボードは装飾として欠かせないアイテム。ぜひ飾っておきたいですね。 ●参考事例の紹介 それでは、実際に上手に西海岸テイストを取り入れた例をご紹介しましょう。 まずは、廊下の壁に爽やかな白の古材を使用し、ドアには鮮やかなブルーを取り入れた住宅です。白と青を大胆に使うことで、まさにカリフォルニアの空と海と雲をイメージする、流行りのデザインに生まれ変わります。 リビングは、天然の無垢材でホワイトの古材風の板を、壁の一面のみに貼り、その他の壁面はブルーを基調とした壁紙にします。ソファにはブラウンの大きなものを配置すると、非常に落ち着いた空間をつくれます。こういった西海岸テイストのインテリア雑貨がたくさん揃っているお店などもあるため、チェックしてみてはいかがでしょうか。 まとめ スタイルのブームというのは一過性と思われがちですが、西海岸インテリアは長く続いている人気のスタイルです。飽きのこないスタイルとスタンダードなデザインなので、まだまだブームが落ち着く気配はありません。落ち着いた空間づくりに西海岸テイストを取り入れるのは、流行という言葉では片付けられない魅力があるのでしょう。
2017/11/23
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上手なタイルの使い方をご紹介!
上手なタイルの使い方をご紹介! キッチンや浴室の壁材や床材に使われる「タイル」。最近は、一般的に浴室などで使われる定番のタイルだけでなく、技術の進歩でさまざまなサイズやデザインのタイルが開発され、インテリアを彩るアイテムとして活躍しています。 今回は、そんなタイルの魅力や上手な使い方についてご紹介します。 ●タイルは何から出来ている? そもそも、タイルは何からできているかご存知でしょうか? タイルは、土を細粒化して高圧成形し、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)を吹き付けて焼く、いわゆる「セトモノ」。 近年では、インクジェットやシルクスクリーンといった釉薬の吹き付け技術が大きく進歩し、多様で美しいパターンのタイルプリントができるようになりました。しかも超大判(1メートル角以上)のタイルも製造できるようになり、選択肢が大きく広がっています。 ●タイルの種類 現在、タイルには大きく陶器質、せっ器質、磁器質という素地質があり、それぞれ下記のような特徴を持っています。 ・陶器質タイル 陶土や石灰といった素材を用いて、1000度以上で焼成するため寸法の精度が高く、色合いも非常に美しいのが特徴です。 ・せっ器質タイル 1200度前後で焼成された粘土、長石といった素材のタイルで、陶器質と磁器質の中間のような存在です。 ・磁器質タイル 1250度以上の高温で焼成された、石英や長石などを素材としたタイルです。吸水性がほとんどなく、硬くて耐久性が高く透明性も高いのが特徴となっており、外壁などにも利用されることが多くなっています。 さらに、釉薬の有無によって施釉/無釉タイルに分類でき、これらのほかにも、テラコッタタイル、ガラスタイルといった種類のタイルがあります。 ●場所ごとのおすすめタイルをご紹介 それではマイホームの場所によって、どんなタイルが向いているかをご紹介しましょう。 まずタイルを選ぶ場合、デザインや色合いだけでなく、そのタイルの性能や特徴を把握しておきましょう。 ・リビングや寝室 長い時間を過ごす場所では快適な空気環境が重要になってきますから、そういった機能を持っているタイルがおすすめです。例えば、多孔質セラミックスという微細な穴を持つ素材をタイル状に焼成した「エコカラット」というタイル。これは天然素材の持つパワーによって消臭、湿気取りといった性能があるため、室内の空気環境を正常に保ってくれます。 ・浴室の床材 浴室の床材にタイルを使用するのであれば、滑り止め加工が施されているタイルを選ぶとよいでしょう。 冬場はタイルが冷たくなってしまうという特徴がありますが、こういった冷たさを抑制して、足の裏が温かく感じられる機能を持つタイルもあるので、こちらもおすすめです。 このほかに、トイレには高い消臭効果や防汚性を持つタイル、洗面所には抗菌・防汚効果のあるタイルなどを選ぶといいでしょう。 まとめ タイルの種類や機能は、昔とは比べ物にならないほど飛躍的に進化しています。インテリアをおしゃれに仕上げたいなら、タイルでイメージを変えてみるのはとてもおすすめの方法です。 どんなタイルがあるのか、どんな使い方ができるのかなど、ご不明な際にはいつでもホームライフにご相談ください。
2017/11/09
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かわいいお家のご紹介!
マイホームを新築、あるいは購入するというのは、一生のうちで最も大きなイベントといっても過言ではありません。ずっと住む家ですから、自分で納得できる理想の家づくりを目指したいですよね。 そんな理想の家について外壁などにこだわる方も多いですが、特にインテリアやエクステリアをかわいくしたいという声をよく耳にします。でも、「かわいい家」というのは、どういったイメージなのでしょうか? ナチュラルテイスト?それともおしゃれなカフェのような家などでしょうか。 ここではそんなイメージが膨らむような「かわいい家」をご紹介していきましょう。 ●どんなポイントを気にすればいいか まず、大前提として理解しておきたいのは「かわいい」という言葉は非常に主観的であり、人によってかわいいの捉え方はそれぞれだということ。 これは、もちろん家族内でもお父さんとお母さん、お子さんそれぞれ「かわいい」の定義が異なりますし、マイホームの施工業者の担当者などとも違うのは当たり前です。 もし認識のズレを解決しないままマイホームを建ててしまうと、自分たちは「かわいい家」と思っていても、他人から見ると少し眉をひそめてしまう家になってしまう、といった失敗につながりかねませんし、実際、そのような住宅を目にしたこともあるかと思います。 せっかく家を建てるのですから、このような同じ過ちを犯してしまうのは避けたいですよね。 それでは「かわいい家」にはどんなポイントがあるのでしょうか? 細かいポイントは人によって異なりますが、一般的には「形状」と「色合い」が住宅の「可愛さ」の印象に大きく関わってきます。具体的にポイントを挙げるとすれば、形状なら少し丸みを帯びたデザイン(曲線を上手に活かしている)や、箱状のデザインなどは「かわいい」と受け取られることが多いようです。 外観の塗装(色合い)に関しても、「かわいい」ポイントがあります。 最近よく好まれるのは、南欧風のオレンジを基調とした塗装や、逆に北欧風の寒色系を上手に取り入れた塗装になります。これらのような色合いが、かわいい家のポイントということになりそうです。 ●かわいいお家の事例紹介 次に、外観だけでなくインテリアについても、かわいいお家のご紹介をしていきましょう。 まず、ナチュラル志向なご家族の「かわいい家」です。 天然の無垢材をふんだんに使用し、木独特の温かみが感じられつつ、ちょっと上品なシンプルさを兼ね備えているのがナチュラルな「かわいい家」。玄関のドアも天然木で、重厚かつヨーロッパ風のかわいらしさが表現されています。 リビングにはたっぷりと陽が差し込み、統一感のあるインテリアの色合いを映えさせることができますので、まさに住んでいて飽きが来ない、上質でかわいい家と言えるでしょう。 また、マイホーム全体にアンティーク調で深みのある色合いの天然の無垢材を使用すれば、カフェのような落ち着いた空間となります。キッチンの棚やダイニングテーブル、照明にまで気を配れば、まるで歴史ある欧州のカフェテリアのような家づくりも可能です。こんなマイホームで、休日をのんびり過ごすと贅沢な気分になれそうですよね。 まとめ かわいいお家づくりには、家族内での意思疎通はもちろんのこと、施工業者への説明も考えなければなりません。そのためには、マイホームをどういうイメージで作りたいのかという理想形を明確にしていく必要があります。 ご自分だけでは、住宅のイメージを固めるということは難しいかもしれないため、お困りの際にはいつでもご相談ください。
2017/11/02
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住宅ローンの繰り上げ返済って何?
住宅ローンは毎月コツコツと返済するのが基本ですが、最初に決めた年数よりも早く返す方法もあります。それが繰り上げ返済です。 早く返済できればいいこと尽くめ…のように思えますが、注意しなければいけない点もあります。 実際にはどのような特徴があるのでしょうか。 繰り上げ返済とは 繰り上げ返済とは一時的にまとまったお金を返済に充て、後々の返済を楽にするというものです。 このとき返済に充てた額は、すべてが元金の返済に回されるので、減少したぶんの利息軽減が望めるという点でも嬉しいものでしょう。 ちなみに、繰り上げ返済には2つのタイプがあるとされます。 1つは返済期間を短縮する期間短縮型で、こちらは毎月の返済額が変わりません。 逆に返済期間が変わらないものの毎月の返済額を減らすというのが返済額軽減型で、どちらにも総返済額を減らす効果はあります。 ・期間短縮型 繰上げ返済したぶん返済期間を短縮する 繰上げ返済後の毎月の返済額は従来通り 早めに完済したい人にお勧め ・返済額軽減型 繰上げ返済したぶん以降の毎月の返済額を減らす 返済期間は従来のまま ローン以外の定期的な支出増のため家計をやりくりしたい人におすすめ 繰り上げ返済のメリット~早めに繰上げ返済を行うほど利息の軽減効果は大きくなる 返済期間を短くするか、毎月の返済額を減らすか、繰り上げ返済の使い道はさまざまです。 ただ、どちらを選ぶにせよ総返済額は減りますし、早めに実行するほど利息の軽減効果は大きいとされます。どの住宅ローンでも借入直後のほうが残高は多く、1回の返済額における利息の割合が大きいからです。 繰り上げ返済を借入から1年後に実施した場合と、10年後に実施した場合では総返済額が数十万円違うようなケースもあります。もちろん、10年後でも繰り上げ返済をしないよりは軽減効果がありますが、早いうちに行うほど返済額を減らせるのは間違いありません。 ちなみに、大抵の住宅ローンでは繰り上げ返済をいつでも行うことが可能とされます。まとまったお金が入った際は繰り上げ返済を検討し、一気にローンを軽くしてしまうのもよいでしょう。 繰り上げ返済のデメリット~無理に繰り上げ返済を行うことで生活が行き詰まることも もっとも、繰り上げ返済を行うことがいいことばかりとは限りません。 最も注意したいのは、繰り上げ返済に貯蓄を使いすぎ、いざというとき手元の資金がなくなるということです。 少しでも元金を減らすために繰り上げ返済をしているのに、その繰り上げ返済で生活が困るようでは本末転倒となってしまいます。 また期間短縮型の繰り上げ返済を選び、残りの返済期間が10年を切ってしまうと、住宅ローンの減税措置が受けられないということもあります。こちらも、財テクをしているはずが別の形で損をするという例です。 いずれにせよ、繰り上げ返済を考えるなら無理のない範囲で、家計などの影響がないように実施しましょう。 まとめ 住宅ローンは何百万、何千万円という融資を受けるので、後々の返済は誰にとっても重荷です。 その重荷を少しでも軽くできる繰り上げ返済はありがたく、可能な範囲で行いたいものです。一方で、無理をしすぎると従来の返済以上に家計を圧迫することがありますので、しっかり試算してから行うことが大切です。
2017/08/31
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住宅ローンの毎月の返済額の決め方
住宅ローンを組む際、考えなくてはならないのが後々の返済です。 その返済を考えるうえで基本となるのが、月々の返済をどのくらいにするか、ということでしょう。少ないと借り入れる総額が減りますし、多くしてしまうと日々の返済で苦しくなる、といった事態になっていまうこともあります。 では、毎月の返済額をどのように決めるといいのでしょうか。 借入可能額は1年の返済額が年収負担率の25%以内に収まるよう算出 住宅ローンの返済を考えるときは、まずいくら借りるか、という点に注目しましょう。つまり、いくらまで借りていいかという借入可能額の算出です。 一般に、借入可能額はその人の年収から導き出します。 正確には借入後の1年の返済額が、その人の年収の25%以内に収まる返済比率から計算するのです。 たとえば年収400万円の人が35年返済のローンを組む際、1年の返済額を最大100万円とするなら、月々の返済額はおよそ8万3000円となります。これを35年分かければ総返済額が出ますが、利子分を差し引くと、借入可能額はおよそ2500万円となるでしょう。 もちろん、実際にこの金額が妥当かどうかは、利用者の年収や家族構成、ライフスタイルなどで答えが変わります。ただ、身の丈以上の額を借りようとすると金融機関の審査が厳しくなりますから、このラインが現実的とも言えるでしょう。 余裕のある返済を考えるなら年収の20%以内にとどめることも検討を 前述の通り、住宅ローンの返済比率はその人の年収の25%以内がいいとされます。 実際に住宅ローンを組んでいる人の返済比率を調べてみると、20%から25%以内に収める人の割合が最も多く、次いで25%から29%、15%から20%が多いとされるデータもあるほどです。 ただ、これからの時代は消費税の増税や老後にもらえる年金の減少など、収入や社会的な地位にかかわらず誰でも経済的なリスクが増していきます。 余程、返済計画をしっかりと立てられるならともかく、今後のリスクに少しでも備えておきたいと考えるなら返済比率をもう少し下げ、20%以内に収めることも考えてみるべきでしょう。 賃貸暮らしの人は現在の家賃から返済額を見出す手もある 現時点で賃貸暮らしをしていて、近いうちに住宅を買いたいと考える人なら、現状からローンの返済額を見出す手もあります。つまり、現時点の家賃と同等の支払いをできるような借入額を算出するのです。 もっとも、家賃イコール月々の返済額とはいきません。住宅を購入したあとはローンの返済だけが支出となるのではなく、マンションなら管理費や修理積立金、一戸建てでも修理やリフォーム用の資金を貯蓄することが必須です。そうしたローンの返済以外の支出もきちんと踏まえ、現在の家賃と同等の支出で今以上の生活が可能なのか、考えてみるといいでしょう。 今後の年収はどうなるかという点も考慮する 住宅ローンの借入額を考えるうえでその人の年収が重要になることは言うまでもありません。先に挙げた返済比率を挙げるまでもなく、現在の収入がどのくらいなのかは、ローンの返済を考えるうえで必要不可欠です。 ただ、ローンを考えるうえで参考にする年収は、あくまで現時点のものとなります。年齢を重ねれば収入が増えたかつての年功序列制度はすでになく、多くの人が今後の収入維持に不安を覚える時代です。もし今後、自分の収入が維持できないかもしれないと考えるなら、その点も踏まえてローンの借入額を考えたほうがいいでしょう。住宅ローンを利用するなら、無理なく返済できることが何より重要です。 まとめ 住宅ローンは多額の融資を受けられるローンですが、それゆえに借入額と月々の返済額はきちんと決めないといけません。あとになって背伸びし過ぎたと悔やむことがないよう、適正な借入額を導き出せるようにしましょう。
2017/08/31
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住宅ローンの金利タイプにはどんなものがあるの?
住宅購入の際に頼みとする住宅ローンには、3つの金利タイプがあります。 それは全期間固定金利型、固定期間選択型、変動金利型の3つです。これら金利タイプの違いが返済にどのような差をもたらすのか、ローンを組む前に知っておきましょう。 全期間固定金利型~借入時に返済額が確定するので先々の予定を考えやすい ・特徴 借入時の金利を固定したまま、全額返済時まで運用する ・メリット 借入後に金利が上昇しても運用中のローンの金利はそのままで、返済額の上昇はない 借入時に全返済額が確定するので、返済プランを立てやすい ・デメリット 借入後に金利が下がっても運用中のローンの金利はそのままで、返済額の減少はない 変動型や固定期間選択型に比べ、金利が高く設定されやすい 固定金利型の住宅ローンは、契約を結んだ借入時の金利がそのまま最後まで適用されます。そのため、月々の支払額はおろか、返済を終えるまでにいくら払うかという総額も契約時点でわかるのです。住宅ローン以外にもさまざまな支出先があり、将来まで見越した資金計画を立てたいという人にはお勧めでしょう。 注意点としては、変動金利型などと比べ、当初の金利がやや高くなる傾向にあるということが挙げられます。また、借入後に金利が下がったとしても自分の返済には一切影響しませんから、低金利時代だと思って固定金利型にしたらもっと下がった、ということもあり得ます。 固定期間選択型~一定期間ごとに金利タイプを選べる現代の住宅ローンの主流 ・特徴 借入時の金利を一定期間固定し、期間終了後に変動型に移行するかを選べる ・メリット 固定金利期間中は返済額が確定するので、月々の支払いは見通せる 期間終了後に金利情勢を見て変動型に移行するなど、ある程度柔軟な運用が可能 ・デメリット 完全固定型ではないので、金利が大幅に上がると金利タイプを変えても返済額が上昇する 固定期間終了後の返済額が変わるので、総返済額の予測はやや立てにくい 2017年現在の住宅ローンで主流とされるのが、この固定期間選択型です。特徴としては一定期間を固定金利で運用し、期間終了後に再度金利を計算、そこからまた固定金利とするか、変動金利型に移行するかを選べます。現代は超低金利時代とされるがゆえに、いつ金利が大幅上昇するかわからない時代です。先々に、ある程度の対処ができる固定金利選択型が受けるのでしょう。 もっとも、固定期間が限られているがゆえに生じるリスクもあります。固定期間終了後の金利が大幅に上がるとすれば返済額も読めなくなりますから、先々まできちんと計画を立てたい場合は要注意です。 変動金利型~早めにローンを完済できるなど柔軟に対処したい人向け ・特徴 金利を1年に2回ほど見直し、その都度その金利がローンの返済額に反映される ・メリット 金利が下がり続けるような時代なら固定金利型に比べて大幅に得をする 借入時の金利は低く設定される傾向にある ・デメリット 借入後に金利が上昇すると返済額は上昇し、避ける方法はない 金利が随時変わる可能性があるので、借入時点で総返済額がわからない 変動金利型は金利の変動を常に反映し、返済額が変わるというローンです。もっとも、金利の見直しは半年ごと、つまり1年に2回ほどであり、返済額は5年に一度見直されるのが一般的です。また、返済額が上がる際は前回の1.25倍を上限とするので、極端に値上がりするということはありません。 とは言え、金利が常に変わるということは、返済額が上がるリスクを常に抱えることになります。逆に返済額が下がる可能性もあるわけですが、やはり値上がりすることを想定し、きちんと貯蓄の備えを持てるような人でないと厳しいでしょう。 まとめ 住宅ローンは金利タイプによって返済額が随分と変わります。一概にどの金利タイプが良いとは言えませんので、自分の収入や貯蓄、ライフプランなどを総合的に考えて選びましょう。
2017/08/31
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