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与謝宮津店ブログ

2022/11/28

『 ユニバーサルデザイン』

ア-キホ-ムライフ、与謝宮津、新築、注文住宅、自由設計

こんにちは、設計の新原です。

今回は一度はどこかで耳にした事がある「ユニバーサルデザイン」についてお話をします。

「ユニバーサルデザイン」とは、1980年代にアメリカのロナルド・メイス博士が中心となって提唱された、「年齢や能力、状況などにかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすいように、製品や建物・環境をデザインする」という考え方になります。                         似たような言葉で「バアリフリ-」というものがありますが、これは「高齢者や障害者が社会生活を送るうえで、障壁(バリア)となるものを取り除く(フリ-)」という考え方で、高齢者や障害者などの一部の人が対象です。                                       一方で「ユニバーサルデザイン」は、「デザインをする段階で使いやすさについて考えを取り入れる」という考え方で、すべての人を対象にしています。

【ユニバーサルデザインの7原則】

①誰でも同じように利用できる「公平性」→補助型の自販機をよく見かけるようになりました。

②使い方を選べる「自由度」→高速のSAで子供用のトイレや手洗い器が増えてきています。

  

③簡単に使える「単純性」→こんなスイッチパネルも一般的になってきています。

                                 

④欲しい情報がすぐに分かる「明確さ」→ピクトグラムが代表的ですね。

⑤ミスや危険につながらない「安全性」→誤った操作をした時にエラー音が鳴ったり、動作が止まる機能があてはまります。洗濯機や電子レンジは使用中には開かなかったり、開けると止まるようになっています。                                               

⑥無理なく使える「体への負担の少なさ」→水道の蛇口やドアノブも少ない力で開閉できるようにレバ-ハンドルが主流になっています。

⑦使いやすい広さや大きさ「空間性」→メータ-モジュールにすると同じ間取り(6.0帖)でも一般的なものより一回り大きく(7.2帖)使えるようになります。

ショッピングセンターやホームセンタ-にある駐車場は人や荷物の搬入がし易いように少し広めの駐車スペ-スやWライン引きになっていたりします。

 

実は、何気ない日常の中にたくさんのユニバーサルデザインという考え方が広まっているのですね。

ユニバーサルデザインの7原則は、必ずしも全て満さなければならないわけではありません。      

住宅を建てる際にバリアフリ-を考えられる方はたくさんいらっしゃると思います。

例えば、30代のご夫婦でお子様が二人のご家庭で考えた場合(親御様の同居等は考えないとして)、実際にバリアフリ-が必要となってくるのは十数年先ではないでしょうか?

もし、ユニバーサルデザインという考え方を少し取りいれた場合、すべての年代や性別等を加味して設計を考えていく事となりますので、住み始めた当初からご家族みんながちょっと使いやすいお家づくりになるかと思います。

お家づくりを考えていく中で、少し検討材料に加えてみてはいかがでしょうか?

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