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大津・守山店ブログ
2025/11/24
間接照明で“ホテルライクな家”をつくる方法
デザイン住宅・京都 注文住宅・住宅博・滋賀 注文住宅・省エネ性能・自由設計・高断熱・高気密

家づくりの満足度を一気に高める方法の一つが「間接照明」です。照明そのものを見せず、壁や天井に反射させることで空間全体を柔らかく照らし、生活感を抑えて高級感のある雰囲気を演出できます。ただし、設計を誤ると「暗い」「眩しい」「コストに見合わない」などの失敗が起きやすいのも事実です。注文住宅の現場で培った視点から、間接照明を美しく取り入れるコツと失敗しないためのポイントをまとめております!
■ 間接照明が人気の理由
間接照明の魅力は、何と言っても“空間の質が劇的に変わる”ことです。
天井を高く感じさせたり、壁の素材感を引き立てたり、影の出方で空気感そのものを変える力があります。特にリビングや寝室で採用すると、家に帰った瞬間にホッとできる落ち着いた雰囲気をつくれます。
また、光源が直接目に入らないため眩しさがなく、夜のリラックスタイムにも最適。写真映えもしやすいため、SNSを中心に人気が高まっているのも特徴です。
■ 種類によって印象は大きく変わる
間接照明と一言で言っても、種類によって見え方や合う場所が異なります。
● コーブ照明(天井バウンド)
天井を柔らかく照らし、空間をふんわり広げてくれます。
ホテルのような高級感を出しやすく、リビングや主寝室と相性抜群。
● コーニス照明(壁バウンド)
壁に沿って光が流れるため、素材感や陰影が際立ちます。
アクセントウォールと組み合わせると“モデルハウスのような見た目”に。
● フットライト(足元照明)
夜の移動がしやすく安全性が高いだけでなく、廊下や玄関に温かい雰囲気を加えます。
小さな工事で効果を得やすいため、人気の高い照明です。
■ 間接照明で失敗しやすいポイント
美しく仕上がった家ほど、裏では細かな調整が行われています。
間接照明は“ちょっとの違いで印象が大きく変わる”ため、以下の点には注意が必要です。
● ①明るさ不足になりやすい
間接照明だけで空間全体を明るくしようとすると、ほぼ確実に暗くなります。
ダウンライトやペンダントと合わせて“多灯分散”が基本。
● ②器具が見えると一気に安っぽい
角度や位置がズレると、光源がちらっと見えてしまうことがあります。
“器具が見えないライン”を設計段階で決めることが重要です。
● ③色温度の選び方が印象を左右する
高級感を出したいなら「2700K(電球色)」が最適。
3000Kなら程よい明るさ、4000Kを選ぶと一気にオフィスのような雰囲気に。
● ④スイッチ計画が地味に大事
間接照明は“単独スイッチ+調光”がマスト。
夜は落とす、来客時は明るくするなど、シーン別の調整ができると満足度が高まります。
■ 部屋別のおすすめプラン
● リビング
コーブ照明とダウンライトの組み合わせが王道。
TV背面に間接照明を入れるとシアタールームのような特別感が出ます。
● 寝室
コーニス照明で壁を照らしつつ、ベッド周りは控えめに。
眩しさを感じない“包まれるような光”が理想です。
● 玄関・廊下
小さなニッチや絵を照らすだけでも雰囲気が変わります。
帰宅時の印象を大きく左右する場所なので、意外に効果的。
■ 注文住宅だからこそできる“差がつく照明計画”
量産住宅やマンションと比べ、注文住宅は「壁・天井の形状」や「造作の自由度」が高いため、間接照明との相性は抜群です。
特に、造作TVボードや折り上げ天井との組み合わせは“唯一無二の空間”をつくれます。
照明は後から変更しにくい部分だからこそ、設計段階で丁寧に考えておくことで、住み始めてからの満足度が大きく変わります。
■ まとめ
間接照明は、少しの工夫で家の印象を大きく変える強力なインテリア要素です。
ただし、キレイに見せるためには設計の細部が重要で、明るさ・角度・色温度など“プロならではの調整”が必要になります。
「自分の家にはどんな間接照明が合うのか知りたい」
「間取りと一緒に照明計画も見てもらいたい」
そんな方は、ぜひご相談ください。理想の空間を前提に、最適な照明プランをご提案します。
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