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京丹後店ブログ
2025/11/10
【注文住宅で後悔しない】「良い間取り」「悪い間取り」を見分ける5つの黄金ルール
アーキホームライフ・お家づくり・ホームライフ・マイホーム・京丹後・建築知識・新築・注文住宅・福知山・自由設計
こんにちは。総務部のおぎのです。
注文住宅を建てる際、もっとも悩み、そしてもっとも楽しい時間の一つが「間取り決め」ではないでしょうか。 「リビングは広くしたい」「キッチンはアイランド型がいいな」「書斎も欲しい」…夢は膨らみますよね。
しかし、その一方で、 「本当にこの間取りで暮らしやすいんだろうか?」 「SNSでおしゃれな間取りを見たけど、うちにも合うのかな?」 「建てた後に『こうすれば良かった』と後悔したくない…」 と、不安を感じている方も多いはずです。
間取りは、まさに注文住宅の「肝(きも)」。 見た目や流行だけで決めてしまうと、「実際に住んでみたら家事がしにくい」「収納が足りない」といった後悔につながりかねません。
そこで今回は、多くのご家族の家づくりをお手伝いしてきた私たちが、**10年後も「この家にして良かった」と思えるための「間取りの黄金ルール」**を5つご紹介します。
良い間取りの黄金ルール5選
「良い間取り」とは、決して「奇抜なデザイン」や「流行の間取り」のことではありません。 それは、**「そこに住むご家族のライフスタイルに寄り添い、日々の暮らしを快適にしてくれる間取り」**です。
間取り図を見るとき、ぜひこの5つの視点でチェックしてみてください。
rule 1:家事動線は「短く・回遊できる」か?
家事は毎日のことです。この動線がスムーズかどうかで、暮らしのストレスは大きく変わります。
- 悪い例 ✕
- キッチンと洗濯機(洗面所)が家の両端に離れている。
- 洗濯物を干すバルコニー(または乾燥機)が、洗濯機から遠い。
- 料理中、冷蔵庫とコンロ、シンクの移動距離が長い。
- 良い例 ◯
- **「キッチン → パントリー(食品庫) → 洗面脱衣室 → ファミリークローゼット」**が回遊できる(行き止まりがない)動線。
- 「洗う → 干す → しまう」が最短距離で完結している。
プロの視点: 特に共働きのご家庭や小さなお子様がいるご家庭では、「ながら家事」ができる回遊動線が人気です。キッチンに立ちながら洗濯機の様子を見に行けたり、帰宅後にコートをしまい、手を洗い、食材をパントリーにしまう流れがスムーズだと、日々の負担が格段に減ります。
rule 2:収納は「使う場所」に「適量」あるか?
「収納は多ければ多いほど良い」と思いがちですが、実は「量」よりも「配置」が重要です。
- 悪い例 ✕
- 2階に大きなウォークインクローゼット(WIC)が1つあるだけ。
- 玄関に靴箱しかなく、ベビーカーやコート、傘を置く場所がない。
- リビングで使う掃除機や日用品をしまう場所が、別の部屋にある。
- 良い例 ◯
- 玄関横に、靴以外もしまえる「シューズクローク(土間収納)」。
- キッチンには、食材や調理器具をストックできる「パントリー」。
- 洗面所には、タオルや洗剤、着替えを置ける「リネン庫」。
- リビングには、掃除道具や書類などを隠せる「リビング収納」。
プロの視点: 「モノが片付かない」原因の多くは、「モノの住所(定位置)」が決まっていないことです。 「使う場所の近く」に必要な分だけ収納を設ける「適材適所」の収納計画が、スッキリとした暮らしを実現するカギとなります。
rule 3:光と風の「通り道」は確保されているか?
日当たりが良く、風が通る家は、それだけで快適で健康的です。これは「窓が大きければ良い」という単純な話ではありません。
- 悪い例 ✕
- 南側に大きな窓があるのに、風が抜ける反対側(北側など)に窓がない。
- 隣の家と窓が向き合っており(お見合い)、結局カーテンを開けられない。
- 家の中心部(廊下や水回り)が暗く、日中でも電気が必要。
- 良い例 ◯
- 対角線上に窓を配置し、家全体を風が通り抜けるように計画されている。
- 高い位置の窓(ハイサイドライト)や天窓(トップライト)で、部屋の奥まで安定した光を取り入れている。
- 吹き抜けやリビング階段を設け、立体的に光と風を通している。
プロの視点: 快適な採光・通風計画は、その土地の特性(方角、隣家の状況、周辺環境)を読み解くプロの腕の見せ所です。図面だけでは分からない「心地よさ」を設計します。
rule 4:「ゾーニング」が明確か?(パブリック vs プライベート)
家の中には、家族がくつろぐ「プライベート空間」と、お客様を招き入れることもある「パブリック空間」があります。これを上手に分けるのが「ゾーニング」です。
- 悪い例 ✕
- 玄関ドアを開けると、リビング全体が丸見えになってしまう。
- 来客時、お客様がプライベートな寝室や洗面所の前を通らないと、トイレに行けない。
- 子供がリビングで勉強している横で、家族がテレビを見ていて集中できない。
- 良い例 ◯
- 玄関からリビングの間に、一枚壁や廊下を挟むことで、視線をコントロールしている。
- 来客動線(玄関→LDK→トイレ)と、家族の動線(玄関→ファミリークローク→洗面)を分けている。
- リビングの隅に、少しこもれる「スタディコーナー」や「ヌック(小さな居場所)」がある。
プロの視点: 家族間のプライバシーも大切です。例えば、「音」の問題。リビングの音が寝室に響きにくいか、トイレの音がリビングに聞こえにくいか、などもゾーニングの重要なポイントです。
rule 5:将来の「変化」に対応できるか?
注文住宅は、「今」が100点でもゴールではありません。10年後、20年後、30年後も家族に寄り添ってくれる家であるべきです。
- 悪い例 ✕
- 子供が小さいうちに、子供部屋を細かく2部屋に分けてしまった。
- 1階はLDKと水回りのみで、寝室はすべて2階。老後が不安。
- 趣味の部屋を作ったが、使わなくなり物置になっている。
- 良い例 ◯
- 子供部屋は、最初は大きな一部屋にし、将来的に壁や家具で2部屋に分けられるよう設計(ドアや窓、コンセントを2つずつ用意)。
- 1階に、客間や子供の遊び場として使える「和室」や「小上がりの畳コーナー」を設ける(将来的には寝室としても使える)。
- バリアフリーに対応しやすい設計(廊下幅、引き戸の採用など)。
プロの視点: 「家は、家族の成長に合わせて変化できる器(うつわ)であるべき」と私たちは考えます。 お子様の独立、ご自身の老後など、遠い未来に思えることも、ぜひ私たちにご相談ください。長く愛せる家を一緒に考えます。
まとめ:最高の「間取り」は、ご家族の「暮らし」の中にあります
「良い間取り」を見分ける5つの黄金ルールをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
- 家事動線は「短く・回遊できる」か?
- 収納は「使う場所」に「適量」あるか?
- 光と風の「通り道」は確保されているか?
- 「ゾーニング」が明確か?
- 将来の「変化」に対応できるか?
これらすべてに共通して言えるのは、**「ご家族が、その家で、どのような暮らしを送りたいか」**を具体的にイメージすることが何よりも大切だということです。
私たち〇〇ホームは、お客様の朝起きてから夜寝るまでの動き、大切にしている時間、将来の夢を丁寧にヒアリングし、世界に一つだけの「最適解」となる間取りをご提案することを得意としています。
「私たちの場合はどうだろう?」 「この土地で理想の間取りは作れる?」
そんな疑問やお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
詳しくはこちらから🎃
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