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京丹後店ブログ

2025/09/22

憧れの「暖炉のある家」は本当に魅力的? メリット・デメリットを徹底解説🏠

アーキホームライフ・ホームライフ・京丹後・注文住宅

こんにちは!

朝晩肌寒い季節になってきましたね🍂

寒い季節が近づくと、暖炉のある暮らしに憧れる人も多いのではないでしょうか。

暖炉は単なる暖房器具ではなく、空間を彩るインテリアであり、家族の集いの中心となる特別な存在です。しかし、実際に導入するとなると、知っておくべき現実的な側面もあります。

今回は、暖炉のある家で得られるメリットと、覚悟しておきたいデメリットを詳しくご紹介します!!

暖炉のある暮らし【3つのメリット】

1. 「癒やし」と「デザイン性」

暖炉の最大の魅力は、五感で楽しむことができる点です。炎のゆらめきには「1/fゆらぎ」と呼ばれる癒やし効果があり、パチパチという薪の燃える音、ほのかな木の香りが、極上のリラックスタイムを提供してくれます。

また、暖炉そのものが重厚感のあるインテリアとして、リビングの雰囲気を一変させます。暖炉を中心に家具を配置すれば、そこが自然と家族が集まる温かい空間になります。

2. 暖房以上の「実用性」

薪を燃やす暖炉は、停電などの災害時に非常に心強い存在となります。電気やガスが止まっても、暖房と明かりを確保できるのは大きな安心材料です。

さらに、直火を利用して煮込み料理やグリル料理などの調理も楽しめます。自宅にいながらにして、キャンプのような特別な食卓を囲めるのは、暖炉ならではの醍醐味ですね。

3. ランニングコストの自由度

薪を使う暖炉は、電気やガス、灯油といった光熱費がかかりません。自分で薪を調達できれば、暖房費を大幅に抑えることが可能です。環境に優しい再生可能なエネルギー源という点も魅力です。


暖炉のある暮らし【3つのデメリットと対策】

憧れの暖炉ですが、快適な暮らしのためには知っておきたい「手間」もあります。

1. 設置と維持の「コストと手間」

暖炉を導入する際の初期費用は高額になりがちです。本体代に加え、煙突の設置や周囲の防火対策工事が必要となり、総額で100万円以上かかるケースも少なくありません。

また、維持には手間とランニングコストがかかります。

  • 薪の調達・保管: 薪の購入費用や、薪割り、雨風から守るための保管場所が必要です。
  • メンテナンス: 煤が溜まるため、燃焼効率の低下や火災を防ぐために、専門業者による年1〜2回の煙突掃除が欠かせません(費用は2万〜5万円程度が目安)。

2. 暖房効率と「安全管理」

一般的な暖炉は扉がないオープン構造のため、熱の多くが煙突から逃げやすく、部屋全体を暖めるのには時間がかかる場合があります。暖炉の近くは暖かいものの、離れると寒く感じることもあります。

また、火を直接扱うため、火災や火傷のリスクも考慮しなくてはいけません。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、暖炉の前にファイヤースクリーン(柵)を設置するなどの安全対策が必須です。

3. 「煙」と「換気」の配慮

薪を燃やすと、煙や臭い、一酸化炭素が発生します。

  • 近隣トラブル: 住宅密集地では、煙突から出る煙や臭いが原因で近隣トラブルになる可能性があるため、設置場所や薪の種類(よく乾燥したものを使う)に十分な配慮が必要です。
  • 定期的な換気: 一酸化炭素中毒を防ぐため、暖炉の使用中は1時間に1回程度の換気を徹底する必要があります。

手間を楽しむ「心の豊かさ」が鍵

暖炉のある暮らしは、手間がかかる「不便さ」と引き換えに、他の暖房器具では得られない「心の豊かさ」を与えてくれます。

薪の準備や掃除を「大変な作業」と捉えるか、「炎と向き合う時間」と捉えるかで、その生活の質は大きく変わるでしょう。

もし、初期費用やメンテナンスの手間を避けたい場合は、バイオエタノール暖炉電気暖炉といった、煙突不要で手軽に炎の雰囲気を楽しめる選択肢も増えています。

暖炉のメリット・デメリットをしっかり比較して、あなたにぴったりの「火のある暮らし」を実現してください!!

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