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京都店ブログ

2025/11/24

勾配天井

アーキホームライフ・京都店・注文住宅・自由設計

こんにちは!設計部の丹生です!

近年、平屋人気の高まりとともに注目されているのが、「勾配(こうばい)天井」です。天井を一方向に高く持ち上げるだけで、空間の広がりや光の入り方が劇的に変わります。特に平屋では、2階が無い分、屋根形状を活かしたダイナミックな天井を採用しやすく、暮らしをワンランク上へ引き上げる要素のひとつとなっています。

今回は、実際の写真のような開放的なLDKをイメージしながら、平屋 × 勾配天井の魅力を分かりやすくご紹介します。


1. 圧倒的な開放感 ― 平屋でも“広い家”に感じる理由

平屋はワンフロアでコンパクトにまとまる一方、天井が低いままだと「少し窮屈」と感じやすいことも。

そこで勾配天井を採用すると…

  • 天井が視線を上方向へ導くため、実際の坪数以上に“広く”感じる
  • 窓から入った光が天井へ広がり、部屋全体が明るくなる
  • リビングの存在感が高まり、家の中心がより印象的に

写真のように、梁を見せたり、ハイサイドライト(高い位置の窓)を組み合わせることで、開放感はさらにアップします。


2. 自然光を最大限取り込む“ハイサイドライト”との相性が抜群

勾配天井の大きなメリットは、高い位置に窓を取り付けられることです。

ハイサイドライトは…

  • 外からの視線が入りにくく、プライバシーを守れる
  • 南側が隣家でふさがれていても光を取り込める
  • 日中は照明をつけずに過ごせるほど明るくなる

写真のように、天井近くに横長の窓を配置すると、光がふわっと広がり、時間帯ごとに異なる陰影を楽しむことができます。


3. 空間を“ゾーニング”しやすく、LDKにリズムが生まれる

平屋はワンフロアだからこそ、空間のメリハリづくりが課題になりがちです。
勾配天井は、この課題を自然な形で解決してくれます。

  • リビングは高さを残し開放的に
  • ダイニングやキッチンは少し天井を下げて“落ち着き”を
  • 天井の表情で部屋ごとに雰囲気を変えられる

写真のように、LDKでも「リビング=広がり」「ダイニング=包まれる」といったメリハリを持たせることが可能になります。


4. デザイン性が一気に高まる

勾配天井は、ただ高いだけではなく、**“魅せる天井”**になります。

例えば…

  • 化粧梁を見せてナチュラル感を強調
  • シーリングファンでリゾート感を演出
  • 間接照明を仕込んでホテルライクに

平屋の中でもひときわ存在感のある“特別な空間”に仕上がります。


まとめ:平屋を建てるなら、勾配天井は“ぜひ検討したい選択肢”

勾配天井は、

  • 平屋の弱点である「閉塞感」を解消
  • 光を取り込み、明るく伸びやかなLDKを演出
  • 住まいのデザイン性と居心地を大きく向上

と、平屋の魅力を最大限に引き出す設計アイデアです。

家づくりで「広く感じるLDKがほしい」「自然光をたっぷり取り込みたい」と考えている方には、とても相性の良い選択肢です。

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