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京都店ブログ

2025/04/14

【建築の知識】狭小土地の選び方

アーキホーム・アーキホームライフ・ホームライフ・京都・京都店・新築・注文住宅・耐震性能・自由設計・設計士

京都市内などで土地探しのご依頼が多く、土地をご紹介する際の注意点をご紹介します。

①土地間口は最低5M以上確保

現代の新築工事は、隣家との最低離隔を有効寸法50cm以上取ることが民法上定められております。

家の周囲に足場を組むスペースを設けることで、将来的なアフターメンテナンスを可能にする意味でも必要不可欠です。これは耐久性に主眼を置いた、現代家屋の保証システムなどに関連しております。長期保証を可能にするためには、メンテナンスが必須となっております。

昔のように壁同士をくっつけて建てることは、建売などを除いてほぼなくなっております。

②前面道路はできれば4m以上確保

道路が狭いと、車での生活の不便さとともに、大型車での資材搬入や基礎工事時のポンプ車、建て方工事時のレッカー車などで特殊車両を用いたり、人工手間がかかることから小運搬費用が余分にかかってしまいます。

さらに4m以下の狭わい道路の場合、道路を4m以上確保するために敷地の一部にセットバックが義務付けられる場合がございますので注意が必要です。

③道路高低差は1m以下が望ましい

擁壁工事、深基礎など余分な費用が掛かったり、資材荷上げ費用が掛かったり、無駄な建築費用がかさむとともに、バリアフリーが望まれる現代では、生活の不便さなども出てくるでしょう。

以上、立地や価格を重視するあまり、条件の悪い土地を取得してしまうと、思わぬ落とし穴もございますので、ぜひ土地探しは建築のプロの目線を加えてみることをお勧めいたします。

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