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神戸店ブログ
2025/12/23
兵庫県立美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」を観て
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こんにちは。神戸店の道花です。
先日、兵庫県立美術館で開催中の「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」を鑑賞してきました。
1920年代から70年代にかけて、建築家たちは「住まい」を単なる器ではなく、生き方そのものを更新するための実験場として捉えていた、、、そんな時代背景・今の住宅業界の原点に触れられる貴重な展示物ばかりでしたので少しばかり共有したいと思います。
機能から始まる自由
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエといったモダニズム建築を代表する建築家たちの住宅作品は、「合理性」や「機能性」という言葉で語られがちですが、しかし実際に展示を追っていくと、それは決して無機質な合理主義ではなく、どうすれば人はより自由に、より人間らしく暮らせるのかという問いへの応答だった様に思います。
壁を減らし、光と風を取り込み、家具や設備までも含めて空間を構想する。
住まいを“完成品”ではなく“変化し続ける環境”として捉える視点は、今の私たちの暮らしにも十分通用するものだと感じました。
70年代までの「実験」が、いまにつながる
興味深かったのは、時代が進むにつれて、住宅がより個人的で、より社会的なテーマを背負っていく点だ。核家族化、女性の社会進出、余暇の変化——住まいは常に社会の変化を映す鏡だった。
展示を見ながら、「現代の住まいは、果たしてここまで思想を持てているだろうか」と自然と考えさせられるものでした。
安藤忠雄建築の中で観る意味


安藤忠雄設計の兵庫県立美術館という場所も、この展覧会と相性が良い。
無駄を削ぎ落とした空間、コンクリートと光の関係性の中で、モダニティの住宅思想をたどる体験そのものが、一つの「住まいの実験」の延長のようにも感じられた。
派手さはないが、建築や暮らしに関心がある人ほど、静かに深く刺さる展覧会だと思う。
「住まいとは何か」を改めて考えたい人に、ぜひ足を運んでみてください。
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