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加古川店ブログ

2022/05/26

漆喰という選択

今、住宅の素材として注目が高まっている「漆喰」。
その歴史は古く、飛鳥時代(7~8世紀)には漆喰の技術はすでに日本にあったと言われています。
歴史的建造物にも使われている建築素材「漆喰」が、なぜ今再び注目されているのでしょうか?

・漆喰とは?
漆喰とは、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムが主成分の建築素材です。
もともと「石灰」と呼ばれていたもので、欧米では、石の上に石灰モルタルや生石灰クリームを塗ることが多く、ざらざらした質感になるのに対し、日本の漆喰は糊や麻などの繊維と混ぜて作られ、なめらかで美しい質感になります。

壁の上塗りなどに使われることが多く、姫路城をはじめ、お城の白い壁は漆喰の壁となっています。さらに壁面だけでなく、古い日本家屋で瓦や石材のすきまが白いのは、漆喰が目地や接着に使われているから。このように、漆喰は古くから日本にはなくてはならない建築素材でした。

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