メニューを開く

メガニューを開く

メガメニュー を閉じる

和泉店ブログ

2025/04/18

高気密・高断熱住宅の落とし穴?メリットと注意点を正直に解説!

「高気密・高断熱の家って、いいって聞くけど…実際どうなの?」
冬は暖かく、夏は涼しい──そんなイメージのある高性能住宅。でも、メリットの裏には“落とし穴”があるのも事実。今回は、現場でよく聞かれる疑問や注意点を、プロ目線でわかりやすくお伝えします🫡

【1. 高気密・高断熱の家って、何がすごいの?】

■ 高断熱とは?

→ 外の暑さ・寒さを伝えにくくする「魔法瓶」みたいな家。
例:UA値(外皮平均熱貫流率)で性能を評価。

■ 高気密とは?

→ 家の隙間を少なくして、空気の漏れを防ぐ。
例:C値(相当隙間面積)で評価。

■ メリットまとめ
• 冷暖房効率が良く、光熱費が安くなる
• 部屋間の温度差が少なく、ヒートショックを防げる
• 結露しにくく、カビの発生が抑えられる
• 音も漏れにくく静か

【2. 落とし穴(注意点)もある!】

① 換気が命。サボると室内空気が“こもる”

高気密ゆえに、計画換気が超重要。
→ 24時間換気システムの停止・不具合があると、二酸化炭素や湿気、臭いがこもる。

② “夏の湿気”対策をしないとジメジメする

断熱性能ばかり気にして、除湿設計を甘くすると夏がつらい。
→ エアコンの能力と配置も設計段階で考慮が必要。

③ メンテナンスを怠るとカビやダニの温床に

高断熱の家は外気の影響を受けにくい分、一度こもった湿気が逃げにくい。
→ 換気フィルターの清掃・湿度管理が重要。

④ 冬場の“過乾燥”問題

気密性が高くなると、冬に湿気が逃げて乾燥しすぎることも。
→ 加湿器や全熱交換型換気で対応を。

【3. よくある質問&現場の声】

Q:本当に光熱費下がるの?
→ 下がります。ただし、設計と使い方次第。間取り・日射取得の考慮が超重要。

Q:高気密にすると息苦しい?
→ 正しく換気が設計されていれば問題なし。むしろ空気がキレイになることが多い。

Q:窓を開けちゃダメなの?
→ 開けてもOK。ただし、花粉や騒音、熱ロスを考えて計画的に。

【4. 上手に付き合うためのポイント】
• 換気・除湿・加湿の三本柱を意識
• ライフスタイルに合わせた冷暖房計画
• フィルター清掃など小まめなメンテナンス
• 初期設計の段階で「暮らし方」まで話し合うことが大事

【まとめ】

高気密・高断熱住宅は、間違いなくこれからのスタンダード。
でも「性能がいい家=完璧な家」ではありません。
大事なのは、その性能を“使いこなす”暮らし方を理解すること。
お客様には、メリットだけでなくリアルな注意点も伝えながら、納得のいく選択をしてもらいたいですね。

月別アーカイブ

  • Facebook
  • Instagram
来場予約キャンペーン開催中 今すぐ予約する