美術館のような南欧風のレトロモダンハウス

南欧風レトロモダンな邸宅

三角屋根に可愛らしい妻飾り、特徴的なボウウィンドウで動きを付けた外観。
外壁材は変えつつ、種類の違う白で統一感を持たせました。
2つの塀と植栽で作り込まれたアプローチにすることで、玄関がすぐに見えない工夫がされています。
内装は、梁を見せ高天井のリビングで空間にアクセントが生まれます。
ボウウィンドウからは外の景色を効果的に取り入れ、素敵な空間になっています。
家具や照明など、インテリア1つ1つにこだわられ、世界観の統一を大切にされた住まいです。

1つ1つの計算され尽くしたサイズ感

縦に長いLDKは採光がネックになりがちですが、中庭を横に配置することでダイニング部分も明るさを確保しました。
キッチン裏の壁のタイル割りを考えられたカップボードの配置、ワークスペースでの作業を考慮した動線の広さも計算され尽くしています。
アーチ状の垂れ壁の奥にある洗面は、タイル・取っ手・扉・水栓・鏡などのデザインをすべてお施主様と決めた世界に一つだけの造作洗面台です。
鏡の開き具合を考えた照明とニッチの配置、タイル割りを計算したボウル位置、統一感のある鏡枠と扉色など、お施主様と設計士のこだわりが詰まった空間です。

気品あふれる美術館のような世界観

絵画がお好きなお施主様のため、ピクチャーレールと照明を設けてまるで美術館のような世界観を実現。
玄関の照明にはブラケットライトを採用し、漆喰の凹凸に反射する光の模様が魅力的な空間になっています。
2階の廊下はレンガ調のクロスで回廊のようなデザインにし、ただの廊下にならないよう仕上げました。